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ハテルマといえば…

2009.12.08(火)

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ハテルマカズラという海岸林の縁に生えるほふく性の植物があります。波照間島の固有種というわけではないですが、名前が波照間に由来していることは間違いないでしょう。そのハテルマカズラの花がちょうど今咲き乱れています。たくさんのセイヨウミツバチが花から花へ飛びまわり、このときとばかりに忙しそうに花粉や蜜を集めています。

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果実はコンペイトウのような可愛らしい形をしています。このハテルマカズラは、硫黄島、慶良間列島、先島諸島に分布していますが、開発による海岸林の減少で現在は自生地が少なくなり、レッドデータブック沖縄版で絶滅危惧粁燹弊簗任隆躙韻増大している種)にカテゴリーされています。

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波照間島では、南の浜辺に自生していますが、それはそれは見事な群落を作り、花が咲いている今は辺り一面黄色いお花畑。継続してこの群落を観察していますが、ここまで群落が大きくなるのは珍しい。というのも毎年、暴風が荒れ狂う台風によって、成長したつるの大部分がちぎれたり枯れたりするため、なかなか大きな群落が作れないのです。今年は、台風の直撃が少なかったため、このようなお花畑が見られてラッキーでした。

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ハテルマカズラのような絶滅危惧種ではありませんが、波照間という名を冠する樹木としてハテルマギリがあります。八重山諸島の海岸林に分布していますが、こちらも島ではハテルマカズラの自生する南の浜に群落を作っています。ちょうど今は、果実がたわわに実っていました。この果実は海に浮くため海流に乗って運ばれます。

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自然界の生き物は絶滅危惧種であろうと道端の草であろうと、どれもその場の環境にただ淡々と適応しながら生かされるように生きています。便宜上、分類のための学名や名前がつけられているだけと分かっていながらも、自分が住む島の名前が冠せられていると、どうしても思い入れがでてきてしまいますね。

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涼しい木陰のハテルマギリのトンネルを抜けたら、そこは水平線の広がる碧い海とハテルマカズラの黄色いお花畑…。波照間には西表島や石垣島のように多様性の豊かな山があるわけではありませんが、波照間島の南の浜の風景もこの島の素朴さのようになかなかいいもんです。

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