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八重山ブログ『やいまNEWS』

於茂登山と原風景

2007.09.29(土)

                                於茂登山は、沖縄県最高峰の山です。また片道約1時間で登山が楽しめる気軽なハイキングコースでもあります。ゆっくり登っても1時間半。しかも、途中に滝も観ることができる。滝のそばは実に気持ちのいい場所です。
 頂上付近は石垣島の北側の山並みが見え、竹富島を越えた洋上に黒島が見えます。天気のいい日には、そのまた先にある波照間島も見られます。
 北東には石垣島の山が連なり、南西の海には竹富島、黒島、波照間島と連続して島が浮かんでいる。そして西には西表島の山が波打って見えます。南にバンナやマエセがあり、八重山とは、この於茂登岳からの風景をいうのかと、思ってしまいます。それぐらい山が重なる様子が見てとれる場所。
 帰り道は登山道入り口まで40分で戻れます。まだ日差しも強く、秋の気配とは無縁な八重山ですが、真夏に比べれば明らかに柔らかい日差しです。
 於茂登山の森にある登山道を歩けば、アスファルトの農道も土地改良された農地もなかった時代の、森と川と泉と虫の音と、鳥のさえずりと、ハブやハチ、毒虫に、どこもかしこも勾配のある道が続く、八重山の原風景が味わえます。


 

殺伐傾向

                                最近、忙しさからでしょうか、植え込みの剪定に度を越した伐採が多く見られる傾向を感じます。某大型販店の植え込みが壊され、消えました。昔はあった植栽が、消え失せている。あるいは開発で日々雑木林が消えていることが珍しくなくなった。雑草の処理が、大量の除草剤の投下で茶色の風景が道路沿いに展開しています。無意識に雑木林の混沌とした姿を汚いと考える。大間違いだ。整理された自然は、生命同士の闘争を演じた時に培った本来の生命力を失っている。移住者も増えて、そういう生の自然がわからない人ばかりになりそうな雲行きだ。
 忙しさ、省力化、手一杯で仕事を引き受けられず、溢れこぼれる仕事。一方で移住者の増加、観光客の増加、参入業者の増加、住所を変更しないアルバイト移入者の増加。観光業の栄え方をコントロールしなければ、外からの影響力に押しつぶされます。都市化が進んで島の魅力は失せます。緑は、島の余裕。これが消えている以上、このままでは危険です。


 

下水はどうなっているか

                                そうです。都市の下半身です。使った水をどうしているか。
 処理せずに地下に浸透させても、文句を言われなかった時代があった。屎尿の浄化槽さえあれば大丈夫だった時代があった。あれから、生活排水も含めた合併浄化槽が必要になり、それは高価すぎて普及は鈍いまま、下水は側溝に流されてきた。流されたものは、海に流れ、魚の餌になり、それを人が捕らえて食べることになる。屎尿の浄化槽管理がしっかりされなければ、それも流れ出る。
 どうだろう。気味が悪くてサシミが食べられなくなる話である。
 建物を借りていれば、施設に関しては間接的になってしまう。当事者意識が生まれない。となれば、下水の本管が目の前を通っても、店子には関係ない。
 地主や不動産会社は、見ていない。店子は大家にへたに進言すれば、家賃値上げの口実になるようで・・・。
 すでに下水の不備から夏場の都市には、独特の臭いが充満している。いわば、いくら海が青く美しくても、この臭いが将来を物語らないか。薬剤で消せば海に流れ出る。今、将来の八重山を占う姿は下水にある。
 かつて土地改良区から排出された赤い水同様に、都市から排出される水質が重要だ。
 山の淡水を飲料水のために留め置いて、やがて温い排水として海に出される。本来、冷たい山の水として地下から海へ流れた淡水だ。サンゴの白化現象を後押しすることにならないわけもない。


 

アカハラダカ飛来

2007.09.27(木)

070927-01.jpg 台風12号襲来前に宮古島に飛来していたアカハラダカは、パラパラとバンナ公園の渡り鳥の観測所で見られたものの、台風襲来直後はしばらく見られず、23日から飛来が見られはじめました。
 24日には、群が出現。上昇気流に乗ってタカバシラを形成し、雲の中に消えていくのが見られました。25日、26日と連日、アカハラダカの飛来がバンナ公園渡り鳥観測所で見られています。

『アカハラダカの渡り』の動画はこちら


 

八重山民俗園の家屋が国指定史跡に

070927-02.jpg 旧牧志家と旧森田家の建物を移築して展示してきた八重山民俗園の2つの家屋がこのほど国指定の登録有形民俗文化財に登録されました。
 旧牧志家は、民間の診療所を兼ねた建物で、その診療所の部分は登録文化財としては外れており、診療所の玄関がのちに付加されていますが、それも対象でないとのこと。
 普通の八重山に見られる古い家屋に比べて天上が高くつくられており、豪華さが際だちます。
 旧森田家もまた豪華につくられており、建物の豪華さが規制されていた時代が終わってしばらくして生まれ出た家らしく、自由なつくりが見受けられます。
 裏座には縁側が用意されて、利便性が高められており、3番座から炊事場などのかまどが立派に備えられています。
 規制が外された自由な気風の下に、人々が建物にいかなる趣向を凝らしたか。亜熱帯の自然の中で、技持つ人の腕がふるわれて、束縛からの開放感と刺激された創造性が八重山の文化を花開かせた足跡がそこにあります。


 

とぅばらーま大会

2007.09.25(火)

070925-01.jpg 9月23日は旧暦の8月13日。13夜の月が出るこの日、石垣市では恒例のとぅばらーま大会がおこなわれ老若男女が真栄里公園に集い、とばぅーまの歌声に耳を傾けました。
 八重山を代表する叙情歌とぅばらーまは、男女の見事な掛け合いで歌われ、笛の哀調ある響きが独特の雰囲気を醸し出します。八重山民謡とぅばらーまは、八重山の人々には大切な歌。石垣市主催でおこなわれるこの大会には、大勢の市民が集まり、家族、友人、職場の仲間など皆楽しくいっしょにとぅばらーまの歌声に酔いしれます。昨年は悪天候で、真栄里公園での開催が見送られましたが、今年は屋外での月を見ながらの大会が2年ぶりに実現。しかも真新しい真栄里公園でのとぅばらーま大会となり、芝生も完璧で気持ちのいい時間を過ごせ、大会終了後も、しばらく公園にたたずむ人があるほどでした。


 

東金嶺氏がチャンピオン

070925-02.jpg 午後6時45分、石垣市長大浜長照氏の挨拶からはじまったとぅばらーま大会は、午後7時に一番手が舞台に立ち、続々と自慢ののどを披露。気持ちのこもった見事な歌声を、会場一杯に響かせて、真栄里公園は大いに盛り上がっていました。
 会場には2つの大型スクリーンが設置され、舞台で唄う人の表情を見ながら、聴衆は歌声に聞き入り、楽しい時間を過ごしました。
 今回も、最年少が17才、最高齢が69才と、広範囲な年齢層が参加。結果は、18才の黒島真希さんが奨励賞、17才の最年少、比嘉真優子さんが優秀賞、23才の黒島新さんが優秀賞を獲得。そして、今回の最優秀賞は、字大浜の東金嶺等さんが見事獲得。
 最優秀賞の喜びを胸に最後にマイクの前に立った東金嶺氏は、瑞々しい歌声を聞かせて、聴衆を魅了していました。


 

台風12号襲来

070925-03.jpg 9月16日午前9時発生した12号。発生後、24時間となる9月17日9時で、東経はすでに那覇のそれ。12号はこの地点から妙な動きで接近です。この9時の時点で登野城漁港では既に船が縛られています。ウミンチュにとって船は大切。昼夜をいとわず、台風襲来と聞けば我先に陸揚げして船を守ります。この9時には登野城漁港から南側にある船の出入り口(桜口)に、ダイビング船が多数集まっている光景が見られました。
 この時点で石垣空港で欠航はないものの、空席待ちの乗客が多数詰めています。大浜海岸の波は、それほどでもありません。午後4時には、まだ風はたいしたことがなかった。しかしながら、この12時間後には、石垣島再接近となりました。何か早すぎる。
 暴風警戒警報は通常6時間前に発令されるもので、この日の午後6時に出されました。よって18日の午前0時に暴風域入りが確実になったことになります。予定通り暴風域に入って、午前4時、暴風の風切る音に凄みが増します。午前6時にはいよいよ苛烈に。風は東南東。6時30分には59.5mの最大瞬間風速を石垣で記録。午前9時ころは穏やかな風となりしばし台風の目のヘリを味わうも9時10分頃には突如突風。そのまま暴風の中となる。風は東南東の方位のままです。
 西表島高那は再接近所後の吹き返しが、午前8時に発生。電柱が13本連続して倒れるという被害が、このとき発生しました。高那の温泉従業員の宿舎も、このときにダメージを受けています。記録では西表島に北東の風が風速65.9mで襲来。しかし、被害は南風です。高那の電柱は、南東からの突風で倒壊。なぜ、風の方位は北東にかかわらず、南東の風なのか。古見岳に当たった風が吹き下ろして、風が回り、なぎ倒されているとの竹富町の解説です。この恐ろしいメカニズムは、よく言われているものの、電柱をなぎ倒すとなれば、これは何もの。以前も道路が整備される前にもあった電柱倒壊。こういう場所こそ電柱の埋設が必要です。


 


 


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