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八重山ブログ『ブログやいまーる外伝』

「やいまーる外電」掲載場所が変わりました。

2017.02.09(木)

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いつも「やいまーる外電」をお読みくださり、ありがとうございます。
2月1日、弊社より、新しい八重山ポータルサイト「やいまタイム」が公開されました。

やいまタイム
http://yaimatime.com/ 

八重山での生活やレジャー、旅に役立つ情報、八重山に関するデータベースなど、情報満載です。
これに伴い、「やいまーる外電」の最新記事は、「やいまタイム」で公開しています。
サイト内の場所は次の通りです。

やいまタイム > やいま広場 > やいまーる外電

この機会にぜひ「やいまタイム」のホームページへアクセスいただき、他のコーナーも楽しんでいただけたらありがたく存じます。
お忙しい方向けに、直行URLもご案内しておきます。

「やいまーる外電」新URL
http://yaimatime.com/yaimal-gaiden/

今後とも「やいまーる外電」をよろしくお願いいたします。
(「やいまーる外電」通信員一同)


ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016・東京展

2016.05.19(木)

会期:2016年5月13日(金)〜16日(月)
会場:ラ・ケヤキ(東京都)
時間:11〜19時


今年も新緑が少しずつ色濃くなるこの季節に、「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展が開催された。

20160519m01.jpg

苧麻、大麻、芭蕉、絹、木綿、紙など、様々な植物素材を用いた色とりどりの作品が会場を埋め尽くした。
主な商品は、反物、帯、ストール、バッグ・袋物、その他小物類。
全て作家の手による制作で、糸そのものを自ら作っている人も少なくない。
このイベントにはそんな作り手が何名も来場していて、直接話をすることができるのと、展示即売で魅力的な作品を手に入れられることが魅力だ。

「ぬぬぬパナパナ」とは、八重山地方の方言からの造語で布の端々を意味する。
会期中は毎日13時より、来場の作家による作品紹介がなされた。

5月14日(土)は、最初に主宰者の浦令子さんより、本展の始まりとこれまでの歴史についての紹介があった。
本展の前身である「うちくい展」(注:うちくい=八重山などの方言で風呂敷の意味)は、浦さんが当時石垣島を拠点に染織活動をしていた故・森伸子さんと出会ったことがきっかけだったという。
森さんは組合には所属していなかったため、作品の販路開拓に孤軍奮闘していた。
他にも同様に個々に細々と活動をしていた人もいて、個人での広報活動には限界があった。
良い物をもっと多くの人に知ってもらいたいと思った浦さんと、作り手として活動していた森さんのお二人が第一回うちくい展を開いたのが2004年。
その後2007年に森さんが病でこの世を去った際、浦さんは霊前に「この催しを継続していく」と誓い、当初沖縄・八重山在住の作家だけだった本展は、他の地域の作家の参加、名称変更などの経緯を経て今に至っているのだそうだ。

作品紹介タイムの後、本展のコンセプトが固まった経緯もうかがうことができた。
浦さんが発表の場を模索していた時に、西表の紅露工房の石垣昭子さんから「ヒジリウチクイ」のお話を伺い、ウチクイという「祈りの布」をテーマに、作り手が夫々の素材・作風で表現する展示会の形態に辿り着いたのだという。
そのあたりの詳細は、ぬぬぬパナパナのホームページにもあり、浦さんや彼女が出会った布の作り手たちの思いが伝わってくる。( http://nunupana.com/uchikui/ )

今年は八重山からは、以下の作家が来場して作品解説をしてくださった。

【森 泉さん:石垣島】
先述の森伸子さんの御夫君。
伸子さん亡き後、織り手のいなくなった糸を染め、織り始めた。
浦さんが着ていた着物も彼の作品である。
八重山の藍で染めた着尺の出展もあり、藍色が印象的だった。

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【亀田恭子さん:西表島】
今年は帯に力を入れた、と。
昨年に引き続き、皮芭蕉という、芭蕉の繊維を薄く剥いでそのまま乾燥させた素材の作品について語られた。
紅露やサルトリイバラなどで染めたストールなども出展。

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【前津雪絵さん:西表島】
着尺や、自らも身につけていたものと同じ絹のストールなどを出展。
第55回『日本クラフト展』(公益社団法人日本クラフトデザイン協会)で奨励賞を受賞され、今後のさらなるご活躍も期待したい。
(受賞作品 http://www.craft.or.jp/home/craft55/award.pdf )

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他、森田みゆきさん(石垣島)、紅露工房(西表島)、波照間島から拠点を弘前に移した佐々木亮輔さんと葛西由貴さんの工房「Snow hand made」が出展した。
大勢の来場者で賑わう会場では、「年に一度の心癒される時間」「(多くの作品に出あえて)お腹いっぱい」などの声が聞かれた。
なお、この後、本展は大阪でも開催予定。

【ぬぬぬパナパナのぬぬ2016 大阪展】
会期:2016年5月25日(水)〜30日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9Fアートステージ
時間:10〜20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで)

また、亀田恭子さんは東京展終了後も引き続き、都内で作品展を行う。

 「西表島 〜三味線 布 島の唄〜」展
 日時:2016年5月19日(木)〜22日(日)
 場所:TATOPANI(東京都中野区)
織・・・亀田恭子
  三線・・・奥田 武
  ライブ・・・宮良用範(20日、21日、22日)

【参考】
・昨年の記事 「八重山の自然が姿を変えた“布”たち 〜ぬぬぬパナパナのぬぬ2015 東京展〜」
http://jaima.net/modules/blog8/index.php?p=171
・先述の森伸子さんの存命中の活動は、弊社書籍「島の手仕事」(南山舎)に詳しい
http://www.jaima-mark.net/SHOP/book-other20.html


映画「はるかなるオンライ山 〜八重山・沖縄パイン渡来記〜」

2015.12.22(火)
上映期間:2015年12月5日(土)〜12月27日(日)10:40〜(モーニングショー)
場所:ポレポレ東中野(東京都)

—–
【チラシより】
沖縄の特産物として名高いパインアップルのルーツは、戦前にパイン缶工場を沖縄に根付かせようと渡ってきた、台湾からの入植者によってもたらされました。
本作は、台湾と沖縄。二つの文化が時にはぶつかり、時には手を取りあって、大きな夢を実現させていく苦難と希望のドキュメンタリーです。
オンライ山とは? 
台湾ではパインアップルのことを≪オンライ≫と言います。
入植した人々が夢に見た、豊かに実ったパインの畑が山々を覆う様を表現したもの。
—–

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1日1回モーニングショーのみの上映のため、週末に観に行ってきた。
朝一番だからだろうか、上映20分前くらいに映画館に到着したらまだ会場の扉は閉まっており、10人ほどの人が外に並んで入場を待っていた。
入場して席を確保した以降も、人が入ってきた。ざっと3〜40人といったところだろうか。

映画の前半は、史実をもとにした再現フィルムや、当時の様子を写したモノクロ写真、「月刊やいま」でもおなじみの熊谷溢夫氏の切り絵やなどで構成されている。
後半は、現在の沖縄と台湾の関係を映したドキュメンタリー映像だ。
全体を通して、合間に入植者の子孫たちの証言も盛り込まれている。

台湾と沖縄の関わりが大きくなったのは日清戦争以前に起こった牡丹社事件に始まるという。
その後、台湾が日本の統治下におかれることでより関係が密接となり、それ以降現在までの台湾と石垣島を中心とした八重山・沖縄との間の様々な関係とその変遷を、パイン産業を切り口にまとめた作品だ。

太平洋戦争が始まる以前に、当時石垣島より農業技術が優れていた台湾から300人ほどの人々が入植して、パインと水牛をもたらした。
しかし、当初の島民からすれば、新しくやってきた人たちが新しいことを始めることは脅威でもあったかもしれないからか、互いの言葉や習慣の違いからくる摩擦や差別も少なくなかったようだ。

また、台湾人による石垣島でのパイン栽培、そして、彼らの生活・人生は、その時々の時代の影響を受けて紆余曲折の連続だったこともわかった。
戦争により一時石垣島でのパイン栽培を中断せざるを得なくなったが、名蔵の山の中で種の保存をしておいた苗により、戦後再びパイン栽培に取り組み、その後日本国内に起こった空前のパインブームへとつながっていく。
石垣島にはパイン缶工場がいくつも操業していた急成長の時代があった。
それもつかの間、パイン缶詰輸入自由化などによる保護政策の打ち切りや、海外の安いパインが入ってきたことなどにより、平成8年に石垣島にあった最後のパイン缶工場が閉鎖されたのだそうだ。
それ以降は、生食用のパイン生産に切り替わり、八重山の特産品として定着して今日に至るという。

日中の国交の変化に翻弄され、一時期日本と台湾との国同士の交流が絶たれることもあったが、現在は
八重山台湾親善交流協会が設立されて文化交流などが行われたり、2世、3世が八重山に根付きながらもルーツと伝統も大切にしながら地域に生き、台湾との新たな関係づくりを模索している様子も描かれていた。

映画を観ながら、筆者自身の中の体験や知識の断片がいろいろと浮かんできた。
石垣島への旅で公設市場に売られていたたくさんのパインのことや、西表島や沖縄本島でパイン畑を見かけたりしたこと、子どもの頃に特別な日にパインの缶詰を食べるのが嬉しかったこと、石垣島で台湾の人のお祭りが行われるという話をそういえば以前聞いたことなどが思い起こされ、この映画によってそれらに横串が通った。
「あぁ、そうだったのか!」と新たな理解と納得を得た。

余談だが、パイン同様、戦時中に食糧増産のために栽培を中止させられたものに、徳島県の藍がある。
危険を冒してある一人の人が山中でその苗をひっそりと栽培し続けて守ったことが、藍を絶滅の危機から救ったという話を思い出したりもした。

日本と台湾、八重山と台湾の間にあった歴史を学ぶと同時に、入植者たちの苦労から、思いを形にするためには、大局的見地でものを見て、何が大切なのか本質を見極めながら諦めずにやり続けることの大切さを気付かせてくれる作品であった。


参考:石垣島におけるパイン産業についての情報

●「パインアップル缶詰から見る台琉日関係史」北村嘉恵
https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/JapanBorderReview/SI/akitamura.pdf

●パイナップル畑 / 車窓(東運輸株式会社ホームページ)
http://www.cosmos.ne.jp/~bus/pineapple.html


『ブログやいまーる外電』始まりました。

2009.05.15(金)

『ブログやいまーる外電』始まりました。
八重山以外に住まれる八重山と関わりの深い人物数名による身近な話題や提案、見聞きしたこと、楽しい話などなど様々な視点から見たコラムを掲載してゆきます。
八重山外から見た八重山は一体どのように映るのか・・・

お楽しみに♪

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