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八重山ブログ『ブログやいまーる外伝』

ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016・大阪展

2016.05.27(金)

会期:2016年5月25日(水)〜30日(月)
会場:阪急うめだ本店 9Fアートステージ(大阪府)
時間:日〜木曜日 午前10時〜20時、金・土曜日 午前10時〜21時
   (ただし、最終日は18時終了)


東京展を終えた「ぬぬぬパナパナのぬぬ2016」は、大阪は阪急うめだ本店へと場所を移した。(東京展の様子: http://jaima.net/modules/blog8/index.php?p=206 )
阪急百貨店では、今年で4回目の本展となる。

20160527m01.jpg

 東京展同様、八重山をはじめとした先島諸島や沖縄本島など、沖縄の島々で活躍する作家と、日本各地で活躍する作家、総勢19名の布作品が展示販売されている。
ここでも何人もの作家が期間中来場していて、直接作品についてお話をうかがうことができる。
会期前半には、「きものカンタービレ」主宰の朝香沙都子氏や、着付け教室「すみれ庵」主宰の西岡万紀氏も来場し、六寸帯の結び方やコーディネートの相談を受け付ける。
百貨店の展示場はオープンスペースなので、同時開催の他の展示会場などにも行きながら気軽にそこに立ち寄ることができるのがよい。
来場者のふらりと立ち寄る姿や、作家と話し込んでいる姿が見られた。
画像は、会場の様子。

20160527m02.jpg

初日閉店間際の大阪会場では、残念ながら八重山在住の作家の姿を見ることはできなかったが、先述の朝香氏が、ツアー途中で立ち寄った石垣市織物事業協同組合で購入したという八重山上布と、本展の東京展で入手したという西表島から出品した亀田恭子氏による絹と苧麻の帯を身にまとっていた。

20160527m03.jpg

また、初日午後には、キモノ文化講座として、「きもの井戸端会議Vol.4 −キモノ好き4名の八重山染織ツアー報告会−」などが開催された。
八重山の暮らしに日常的にあった技術を受け継ぎながら、島々の素材を活かした染織にいそしんでいる人々を訪ねたツアーのようだ。
その様子は、講師の一人であった朝香氏のブログに詳しい。

「きものカンタービレ > ぬぬパナ八重山勉強会の旅 まとめリンク 」
http://ameblo.jp/wingofkimera/entry-12163706601.html

現在、八重山は梅雨のさなかだが、梅雨明けは内地よりも随分早い時期になる。
例年だと6月下旬、あと一カ月ほどだ。
一足早い夏を楽しむ八重山旅の時期もすぐそこまで来ている。
青い海、青い空以外にも、八重山にはたくさんの興味深いものがある。
読者の皆さんは、今年はどんなテーマで八重山を訪れるのだろうか・・・。

【今後のイベント情報】
阪急うめだ本店では、6月8日(水)から一週間、「おいしい かわいい 沖縄展」が開催される。
昨年は八重山のお店もいくつか出店していたようだが、今年はどうだろう?
詳細は、阪急うめだ本店webサイトにて。
http://hhinfo.jp/blog/kurashi1/week1_3/00400816/?catCode=161002&subCode=162004&mp


「めんそーれ 阪神の沖縄味と技展」 阪神百貨店梅田本店

2016.05.20(金)

会期:2016年5月18日(水)〜24日(火)
会場:阪神百貨店 梅田本店 8階催場(大阪府)
時間:10時〜20時(最終日は17時まで)


沖縄の食品、料理、工芸、雑貨など約65店が出展。
今回は、「離島企画」として離島にスポットをあて、沖縄本島周辺、先島諸島などの様々な離島モノを取り揃えている点が特徴だ。
八重山からもいくつかの店が自慢の商品を一人でも多くの人に届けようと、参加していた。
初日の昼間から多くの人びとが来場し、ブースによっては行列ができていた。

【八重泉酒造】
今回の目玉商品は、2008年醸造古酒43度。数量限定。
他の年にも作ったがすでに完売しており、このお酒もこういったイベント会場でのみ販売というレア物。

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オオゴマダラのイラストがはいったオシャレな瓶詰めの、2010年25度の古酒もあり。
こちらも希少物で、石垣島の土産屋では販売されておらず、日頃は酒造所のみで入手できる。

【請福酒造】
今回はリキュールを中心に販売。 梅、しょうが、ゆずの3種類。
いずれも好評で、ちょうど試飲していた女性は3種類とも買って行った。 古酒もある。

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【石垣の塩】
名蔵湾の海水100%で作られた、天日干しと、釜で焚き上げたもの、そしてそれを焼き塩にしてパウダー状にしたテーブル塩の3種類がメイン商品。
スタッフの方に違いをうかがうと、天日干しの方が味がとんがっていて肉や魚料理向け、
釜で作ったものは、野菜料理向けにオススメなのだそうだ。
テーブル塩は、天ぷらなど調理し終わった物に向いているとのこと。

20160520m03.jpg

新月や満月のときの海水で作った塩もあり、珍しい。
季節や天候、潮の干満によって、海水の養分も結晶のでき方も違い、塩づくりは農業に近い感覚があるのだそうだ。
それが工業生産とは違う手作りの塩の魅力だろう。
地階食品フロアには、「金城かまぼこ」(石垣島)やウチナームンの他店も期間限定で出店している。

沖縄の海の色を彷彿させるホタルガラスを使ったアクセサリーなどを扱う「ジュエルアース」(石垣島)、沖縄の生き物たちをデザインにした「MIMURI」(沖縄本島)の雑貨は、石垣島出身のデザイナーの手による。
沖縄本島のお店「T-SHIRT-YA.COM」の与那国馬Tシャツは、今回の離島企画のために作られたもののようだ。

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「琉球ぴらす」(沖縄本島)のブースでは、イリオモテヤマネコのTシャツを扱っている。

—–

一旦会場を離れて、日が暮れてからおなかを空かして再び会場へ。
ねらいは1日先着100名の「うちなー(沖縄)バルチケット」でのチョイ飲みだ。(販売は15時から、最終日24日は販売無し)
早い時間に入手しておいた。
泡盛またはビール1杯とバル対象のお店の一品(バル用)のセットで800円。

オキハムの一品を購入。
持ち帰り用のパックにしていただいたので全貌がわかりにくい画像となったが、中身はハム2種類、ソーセージ2本×2種類、ミミガーと、とても盛りだくさんだ。

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泡盛は何種類かの中から選べるため、先述の八重泉古酒43度のロックにする。
このセットでこの値段は非常におトク感がある。
「泡盛(しまー)バー」コーナーも離島の泡盛に力を入れており、大東島のラム酒や、波照間島の泡波などもあるので、バルチケットとは別の単品買いも魅力的だ。
筆者が行った時間帯はアフター5でもあったせいか、所定の立食コーナーは仕事帰りと思われる人々などであふれ、本イベントの人気の高さを感じた。

なお、会場では、毎日数回ミニライブも行われる。
週末は八重山出身のアーティストが登場する予定。

5月22日(日) 与那国島の日 浜座重則ライブ 他
5月23日(月) 西表島の日 南の風人まーちゃんライブ 他

◇本イベントの店舗、スケジュール等詳細は、阪神百貨店ホームページでご確認ください。 
→ https://www.hanshin-dept.jp/hshonten/special/okinawa/index.html/?from=6


ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016・東京展

2016.05.19(木)

会期:2016年5月13日(金)〜16日(月)
会場:ラ・ケヤキ(東京都)
時間:11〜19時


今年も新緑が少しずつ色濃くなるこの季節に、「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展が開催された。

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苧麻、大麻、芭蕉、絹、木綿、紙など、様々な植物素材を用いた色とりどりの作品が会場を埋め尽くした。
主な商品は、反物、帯、ストール、バッグ・袋物、その他小物類。
全て作家の手による制作で、糸そのものを自ら作っている人も少なくない。
このイベントにはそんな作り手が何名も来場していて、直接話をすることができるのと、展示即売で魅力的な作品を手に入れられることが魅力だ。

「ぬぬぬパナパナ」とは、八重山地方の方言からの造語で布の端々を意味する。
会期中は毎日13時より、来場の作家による作品紹介がなされた。

5月14日(土)は、最初に主宰者の浦令子さんより、本展の始まりとこれまでの歴史についての紹介があった。
本展の前身である「うちくい展」(注:うちくい=八重山などの方言で風呂敷の意味)は、浦さんが当時石垣島を拠点に染織活動をしていた故・森伸子さんと出会ったことがきっかけだったという。
森さんは組合には所属していなかったため、作品の販路開拓に孤軍奮闘していた。
他にも同様に個々に細々と活動をしていた人もいて、個人での広報活動には限界があった。
良い物をもっと多くの人に知ってもらいたいと思った浦さんと、作り手として活動していた森さんのお二人が第一回うちくい展を開いたのが2004年。
その後2007年に森さんが病でこの世を去った際、浦さんは霊前に「この催しを継続していく」と誓い、当初沖縄・八重山在住の作家だけだった本展は、他の地域の作家の参加、名称変更などの経緯を経て今に至っているのだそうだ。

作品紹介タイムの後、本展のコンセプトが固まった経緯もうかがうことができた。
浦さんが発表の場を模索していた時に、西表の紅露工房の石垣昭子さんから「ヒジリウチクイ」のお話を伺い、ウチクイという「祈りの布」をテーマに、作り手が夫々の素材・作風で表現する展示会の形態に辿り着いたのだという。
そのあたりの詳細は、ぬぬぬパナパナのホームページにもあり、浦さんや彼女が出会った布の作り手たちの思いが伝わってくる。( http://nunupana.com/uchikui/ )

今年は八重山からは、以下の作家が来場して作品解説をしてくださった。

【森 泉さん:石垣島】
先述の森伸子さんの御夫君。
伸子さん亡き後、織り手のいなくなった糸を染め、織り始めた。
浦さんが着ていた着物も彼の作品である。
八重山の藍で染めた着尺の出展もあり、藍色が印象的だった。

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【亀田恭子さん:西表島】
今年は帯に力を入れた、と。
昨年に引き続き、皮芭蕉という、芭蕉の繊維を薄く剥いでそのまま乾燥させた素材の作品について語られた。
紅露やサルトリイバラなどで染めたストールなども出展。

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【前津雪絵さん:西表島】
着尺や、自らも身につけていたものと同じ絹のストールなどを出展。
第55回『日本クラフト展』(公益社団法人日本クラフトデザイン協会)で奨励賞を受賞され、今後のさらなるご活躍も期待したい。
(受賞作品 http://www.craft.or.jp/home/craft55/award.pdf )

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他、森田みゆきさん(石垣島)、紅露工房(西表島)、波照間島から拠点を弘前に移した佐々木亮輔さんと葛西由貴さんの工房「Snow hand made」が出展した。
大勢の来場者で賑わう会場では、「年に一度の心癒される時間」「(多くの作品に出あえて)お腹いっぱい」などの声が聞かれた。
なお、この後、本展は大阪でも開催予定。

【ぬぬぬパナパナのぬぬ2016 大阪展】
会期:2016年5月25日(水)〜30日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9Fアートステージ
時間:10〜20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで)

また、亀田恭子さんは東京展終了後も引き続き、都内で作品展を行う。

 「西表島 〜三味線 布 島の唄〜」展
 日時:2016年5月19日(木)〜22日(日)
 場所:TATOPANI(東京都中野区)
織・・・亀田恭子
  三線・・・奥田 武
  ライブ・・・宮良用範(20日、21日、22日)

【参考】
・昨年の記事 「八重山の自然が姿を変えた“布”たち 〜ぬぬぬパナパナのぬぬ2015 東京展〜」
http://jaima.net/modules/blog8/index.php?p=171
・先述の森伸子さんの存命中の活動は、弊社書籍「島の手仕事」(南山舎)に詳しい
http://www.jaima-mark.net/SHOP/book-other20.html


川崎の街が熱く燃えた! 「第13回はいさいFESTA」が大盛況で幕

2016.05.18(水)



 今年で13回目を迎え、すっかりゴールデンウイークの恒例行事として定着した、沖縄県外では最大級の沖縄フェスティバル「はいさいFESTA2016」(主催=チネチッタ通り商店街振興組合/ラ・チッタデッラ)が、5月1日〜5日の5日間、神奈川・川崎駅東口のチネチッタ通りで開催された。



 昨年は4日間の会期で約19万人(主催者発表)を動員したが、今年は5日間で22万人(同)が来場する盛況ぶりで、連日、会場は沖縄を愛する人々で、ごった返した。



 同イベントは、「ラ・チッタデッラ風 大沖縄文化祭」とうたわれ、沖縄の音楽、映像、食、酒、伝統芸能がしっかり詰まった内容で、今年も例年通り、沖縄料理屋台&物産展の出店の他、沖縄系アーティストによるフリーライブ、エイサー演舞、映画祭、ワークショップ(三線体験、シーサー作り体験など)などが催された。



 フリーライブには、やなわらばー、カワミツサヤカ、宮良牧子、世持桜、ストライクカンパニーら多くの石垣島出身のアーティストも出演。



 エイサー演舞では、初の試みとして、5日に舞弦鼓と和光青年会による「オーラセー」と呼ばれる喧嘩エイサーが繰り広げられ、沿道の観衆を熱狂させた。



また、最終日のイベント後には、「後夜祭」として、クラブチッタで「FMいしがきサンサンラジオ」で放送されている「ガレッジセールのガレッジパーリー」の公開収録も行われ、上地等(BEGIN)らのスペシャルゲストが登場し、大いに盛り上がった。
5日間、川崎の街が熱く燃えた同イベントは、大盛況で幕を閉じた。来年の開催が早くも待ち遠しい。


大森一也写真展「祈りの島々 八重山」

2016.05.16(月)

会期:2016年4月26日(火)〜5月29日(日)
時間:10:00〜17:00 *月曜休館
場所:JCIIフォトサロン(東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル1階)
入場料:無料
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2016/20160426.html


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八重山の島々では今もなお、古くから伝承されてきた祭祀や年中行事が行われている。
人々の神や自然への畏敬の念は、そのような場で祈りや踊り、奉納芸能など様々な形となって表れる。
その行事を通じてまた、人と神、人と自然、人と人との結びつきが深まっていく。

大森一也氏は、2000年に東京から石垣島に移住して以来、そんな八重山の島々の祭祀や年中行事を撮影してきた。

2014年に弊社より、写真集『来夏世―祈りの島々八重山―』の最新版が発行された。
本展ではこの写真集にまとめられた11年間の作品群の中から、選りすぐった約80点を展示している。

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作品は全てモノクロ。
大森氏により切り取られた様々な空間、瞬間、人々の表情が、見る者をその世界に引き込む。

場を包み込む熱気、風、波の感触、
祭のうた、三線や笛、銅鑼の音、島の言葉、歓声、
・・・そして、静寂・・・、人々の思い、祈り・・・。

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モノクロだからこそ、カラーだと多色の賑やかさに紛れてしまいがちなものを補完しようと想像力をかき立てられる。
写真の中の道具や衣装などの一部には時代とともに素材が変わってきたであろうと考えられるものがあり、興味深かった。
一方で、そのような「物質的な変化」に左右されない、時を越えて受け継がれてきた根っこの精神のようなものが同時に伝わってきた。
廃村後も長らく祭祀だけは続けられてきた地域の年老いた司の美しい表情や、「神別れ」して住民が去った地域の御嶽が今も誰かの手によってきれいに整えられている写真などから伝わってきた人々の思いに、胸を打たれた。

会場を訪れていた一人の高齢の男性が、筆者に話しかけてきた。
「このような行事が今も行われているのは、素晴らしいことですね。
私の故郷では、昔は練り歩いていた御輿が担がれなくなったり、やらなくなった祭りもあります。」
その方は内地のある地方のご出身だった。
地域によって形は違えども、神や自然をあがめる行事や、それを行う人々の表情には、共通する何かを思い起こさせる物があるのかもしれない。
郷愁の念を抱かせる要素があるのかもしれない。
八重山の島の行事は島のためのものとして重要なものである一方で、上記のような、自然や先祖、人智を越えた大いなる存在などとのつながりなど「人間」に共通の何か重要な要素も想起させるものだとしたら、島外、八重山以外の人々にとってもその存続は意味のあるもののようにも思えた。
時代や人口の変化の中で祭祀や行事に携わる側には、様々な葛藤やしんどさがあるかもしれないが、願わくは八重山の島々での祈りがこれからも続き、それによって来夏世、豊穣がもたらされますようにと思うのだった。

なお、本展は次のような視点でも楽しめる。

・一点一点に添えられた解説から、八重山の歴史に触れることができる。
・一度に様々な祭祀や行事の様子を見ることができるのも、見所だ。

今週末には大森氏が上京し、トークイベントが開催される。
ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

<大森一也ギャラリートーク>
日時 2016年5月21日(土)13:00〜 / 15:00〜
参加費 無料

▼大森一也写真集
来夏世(クナチィユ) ―祈りの島々 八重山― 新装版



 


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