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御神崎のチブルー石

文 切り絵/熊谷溢夫
御神崎のチブルー石

昔、名蔵に姉と弟がいた。姉はとても信心深くて働きものでしたが、弟はどうしようもなく怠けもので朝から酒を飲んでぶらぶらしてくらしていました。
 姉はいつもいつもそんな弟に、心を入れかえて、祖霊をうやまい、先祖が残してくれた土地を耕してまじめに働くようにと言い聞かせるのでしたが、弟の方はどこ吹く風といった顔でした。
 或る日の夕方、姉が畑から帰って来ると、弟は悪い友人を呼んできて、みんなで酒盛りをしています。怒った姉はおもわず大声で弟を叱りつけました。すると、弟はみんなの前で恥をかかされたといって、家の中からナタを持ち出してきて姉に切りつけました。切りはなされた姉の頭はガッと弟の首にくらいついて、弟をかみ殺すと、そのままスーッと空を飛んで、御願崎の先の海の中につき出している岩の上まで行くと、その岩の上にがっしりとかみついて止まりました。そして、姉の頭はそのまま石になってしまいました。今でも御神崎の先の岩の上にその石があって、どんな嵐があってもそこからはなれることはありません。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


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