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不思議な薬

文 切り絵/熊谷溢夫
ニライカナイ

  昔あるところに、とても仲の悪い姑と嫁がいました。姑は毎日、朝から晩まで、嫁に文句ばかりを言い続けます。すっかり弱りはててしまった嫁は思いあまって、この姑を亡きものにしようと、ひとりの医者に相談して、毒薬をつくってもらいました。
  それから毎日、姑の食べものに少しずつ、この薬を入れて食べさせました。医者からは、姑が嫁の出した食べものを残さず食べるようにしないと、その薬は効かないと言われていたので、嫁は毎日姑の好きなものを作っては食べさせました。
  一方、姑は毎日おいしいものを食べさせてくれる嫁を見直してしまい、近所の人たちにも嫁の自慢をするようになっていました。こうして、嫁と姑はすっかり仲良くなっていったのですが、あの医者のくれた薬はいったいなんだったのでしょうか。問われた医者はにっこり笑って、「あっ、あれかね、あれは食べものをおいしくするための薬だったんですよ」と言ったそうですよ。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


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