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運のいい塩売り

文 切り絵/熊谷溢夫
八重山民話

 ある若い塩売りが一軒の大きな屋敷にやって来て、中に声をかけましたが、答えがありません。そこで家の側の穀物倉の方に廻ってみると、そこに弓矢が置いてありました。塩売りは「ほう、これが弓というものか」といって、矢をつがえてぐっと引いてみましたが、あつかいなれないものなので、ついつい脂がすべって、ビュッと矢を飛ばしてしまいました。その矢は側の穀物倉の中にスーッと飛び込んでいきました。すると中で「ギャッ」という声がしました。
「あっ、これは大変なことをしてしまった。誰か人に矢が当たってしまった。どうしよう」とあわてていると、そこへこの家の使用人らしい男がやってきて、塩売りの話を聞くと、穀物倉の中に入っていきました。そして「おいおい、倉の中の泥棒をあんたが射ってくれたんだな」といってすぐにこの屋敷の主人を呼んできました。主人も話を聞くと「どうかこの家で働いてくれ。あんたのような人がいてくれると助かるよ」というのでした。
 こうしてこの塩売りの若者は、その家で働くことになり、やがて主人に見込まれてこの家のひとり娘と結婚をして安楽に暮らすことになりました。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


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