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逆さオバケ

文 切り絵/熊谷溢夫
八重山民話

 あるところに、とても仲のわるい夫婦がいました。朝から晩までいがみ合っていました。
 ある日、水汲みをしている女房に、口ぎたなくののしられて、たまらず女房の背をどんと突いて、井戸の中に落として、その上から石や土を放り込んで殺してしまいました。
 その日の夜から、この家の近くにオバケが出るという噂がたちました。それもなぜか逆立ちをしているというのです。村の人たちは見たという人の話を聞いて、とても信じられないと思って、その話を近くのお寺のお坊さんに話して、どうしたものかと相談しました。お坊さんは、さっそく村の人たちにその家の井戸を掘りかえすように言いました。そうすると、その井戸の底から、逆さに落ちたこの家の女房の死がいが出てきました。
 お坊さんはさっそくその体を洗い清めると、あらためてお墓を作り、そこに納めてお祈りをしました。
 そうすると、その日からはぴったりとオバケが出なくなったそうです。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


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