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美女に化けたブタ

文 切り絵/熊谷溢夫
八重山民話

 動物は年をとると、不思議な力を持つようになる、色々な不思議をするようになると言われています。
 ある村に一頭のブタが飼われていました。もうずいぶんと年をとり、毎日ほとんど小屋の中で寝てばかりいるようになっていました。
 その頃からこの村には夕方になるとどこから来るのか、ひとりの若い美しい女が現れるようになり、村の若い男たちを夢中にさせるようになりました。その女は、夜の間は村の若い男たちと一緒に遊ぶのですが、いつでも朝が近くなるとさっさと村から出ていって、どこへともなく消えるようにしていなくなるのでした。そんな噂を聞いたブタの飼い主は古くからの言い伝えのことを思い出して、夜になるのを待って、ブタ小屋をこっそりとのぞいてみてびっくり。さっきまでそこに寝ていたブタの姿がありません。男はまさかと思ったのですが、朝になるまでブタ小屋の前で待ってみることにしました。一方ブタのほうは陽が昇る前に小屋の近くまで戻って来ると小屋の前には飼い主がいるではありませんか!! とうとう気づかれてしまったのを知ったブタは、そのままどこへともなく去っていって、もう帰ってくることもなくなり、その日からはあの若い美しい女も村には現れなくなったということです。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


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