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宮良農園

文=通事孝作

 名蔵湾を見晴らす絶景の場所で、約40年前から家族で農園を営んでいる宮良農園。畑で育てた果物や野菜を使い、ジャムやピクルスなどの加工品を作り、また併設されているアンパル陶房では島の素材を活かして陶磁器を制作している。
 農園を始めた当時、この場所は何もない平地で、父の武さんと母の真知子さんが畑をつくるところから始めた。当初から農業だけでは食べていけないという思いがあり、畑の入口にシートを広げ、育てたスイカやメロンを並べ販売していたという。「当時は季節販売で売り切ったら終わり。それを10年程続け、トウモロコシを作り始めた頃から焼いて売ったり、フルーツの生ジュースを提供するパーラーを始めたんです」と真知子さん。パーラーで販売している生ジュースや現在の加工品は、元々は作った野菜や果物を捨てることなく活用するのが目的だった。「作る作物が変われば、今ある加工品の中でなくなる商品が出てくるかもしれないし、新しい商品が増えるかもしれない。一番大事なことは、この場所だからできることを大切にしていくことなんです」と次男の工さんはいう。またそれは焼き物づくりでも同じで、陶房を担当する長男の断さんは、「この農園からインスピレーションを受けたものを陶磁器として表現し、買ってくれる人が石垣島らしさを感じてもらえれば」と話す。


 今後は、農園や焼き物など、今あるそれぞれの持ち場をどうやって両立させていくかが課題だという。真知子さんは「今は情報のスピードがとても速く、息子たちの力なしでは市場の動きについていけません。そろそろ世代交代の時期にきているんでしょうね」と話すが、今ある風景を大切にするという宮良農園の想いは、これから引き継ぐ子どもたちに確実に受け継がれている。



 


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