石垣島を中心に八重山諸島全域の観光・旅行・イベント・ニュース・伝統行事など八重山にこだわった地域密着型情報を日本最南端の出版社「南山舎」がお届けします!

やいまねっと

やいまねっとメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失
無料ユーザー登録
サイト内検索
南山舎の本

月刊やいま年間定期購読
島の手仕事第14回パピルス賞受賞!
南山舎やいま文化大賞
八重山を読む メニュー
話題チャンプルー
八重山手帳2018年版 先行予約開始!
やえやまガイドブック
とぅばらーまの世界
やいまねっとに広告を掲載しませんか?
自費出版のご案内

トップ  >  八重山民話  >  泣くしゃれこうべ |八重山民話

泣くしゃれこうべ

文 切り絵/熊谷溢夫
八重山民話

 ある日、一人の男が山に木を切りに入りました。家を建てるのに良い材料になりそうな木を探して、山の中をあちこち歩きまわっていると、どこからともシクシクと泣く人の声が聞こえてきました。男は山に慣れない人が山に入り込んで道に迷ってしまい、途方にくれて泣いているのではと思ってあちこち探しましたが、どれだけ探しても人の姿が見えません。もしかしたら山の崖からでも落ちているのかも知れないと、谷底まで探したのですが、どこにも人影はありません。男はじっと耳をすませて、声の方角を確かめようと立ち止まりますと、どうもその泣き声は木の上の方から聞こえてくるようなのです。男は木の枝の間をすかして見ますと、近くの大きな木の上の枝の先にしゃれこうべがひっかかっていて、どうやら泣き声はそこから聞こえてくるようでした。
 男はどうしてそんなところにしゃれこうべがあるのか不思議に思ったのですが、それを家に持ち帰って洗骨をして、立派なお墓をつくってあらためて葬ってやりました。それから後は、男の山には立派な木がたくさん育ち、男のところには家や道具の注文がたくさんくるようになり、たくさんの使用人を頼むほどに繁盛したということです。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


運営会社情報個人情報保護方針サイトポリシーお問合せバナー広告について
 
Copyright© 2007 NANZANSHA, All rights Reserved.
本サイトに掲載されているすべての記事・画像の無断転載を禁じます。