石垣島を中心に八重山諸島全域の観光・旅行・イベント・ニュース・伝統行事など八重山にこだわった地域密着型情報を日本最南端の出版社「南山舎」がお届けします!

やいまねっと

やいまねっとメニュー
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失
無料ユーザー登録
サイト内検索
南山舎の本

月刊やいま年間定期購読
島の手仕事第14回パピルス賞受賞!
南山舎やいま文化大賞
八重山を読む メニュー
話題チャンプルー
八重山手帳2018年版 先行予約開始!
やえやまガイドブック
とぅばらーまの世界
やいまねっとに広告を掲載しませんか?
自費出版のご案内

トップ  >  八重山民話  >  南蛮に通った娘 |八重山民話

南蛮に通った娘

文 切り絵/熊谷溢夫
八重山民話

 昔、今の西銘という集落のある家に、とても美しい娘がいたそうです。ある時から、その集落の浜につないである船(サバニ)が夜になると誰かに持ち出されて、朝になるとまた戻してあるという事が度々あるようになりました。
  サバニの持ち主は誰がだまってサバニを使っているのかと、ある日の夜、浜の近くの草の茂みにかくれて待っていると、あの美しい娘が出てきてサバニを海に出すと、ひとこぎしました。するとサバニはサッと走って沖に出て、娘が三回もこぐと、もう見えなくなってしまいました。娘の家に行ってその事を話すと、その家の親はとても怒り、娘を問いつめました。
  娘が言うには、いつも南蛮まで行って、そこで男に会い、帰りには南蛮のめずらしいものを持って帰ったということでした。娘のいうように、娘の部屋の床下からは、珍しい南蛮ガメやコショウの種などが出てきたそうです。
  その後、娘は遠くの森の洞穴に逃げて、そこにかくれ住んだということで、娘はそこで魚を捕る網を作ったりしていたそうです。
  娘がかくれた洞穴といわれるものや、南蛮ガメは、今でもあるということです。


>熊谷溢夫著『美しい自然があるからみんな元気で生きられる。』
>熊谷溢夫の切り絵・ポストカード


 


運営会社情報個人情報保護方針サイトポリシーお問合せバナー広告について
 
Copyright© 2007 NANZANSHA, All rights Reserved.
本サイトに掲載されているすべての記事・画像の無断転載を禁じます。